あなたは、梅酒って腐るのかどうか知ってますか?
はじめての仕込みとかだと特に気になるところですよね。
結論から言うと、正しい仕込み方法で仕込めば梅酒は腐りません。
逆に適当な仕込み方だとしたら、、。
残念ながら腐敗する事も、カビが生える事もあります。
今回は、手作りの梅酒が腐ったり傷んだりする場合についてまとめてみました。
正しい知識を覚えて実行すれば心配することはありません。
しっかりとチェックして下さいね。
手作り梅酒は腐るの?
手作りの梅酒は腐るのかどうか?
結論は、梅酒は正しい仕込みを行えば、傷んだり腐ったりすることはありません。
その理由は、高いアルコールの度数にあります。
通常梅酒はアルコール度数が35度以上のホワイトリカーを使って仕込みます。
それぐらいのアルコール度数であれば、腐ることはまずありません。
もちろん手入れが全くゼロという訳にはいかないですが。
梅酒の仕込みが1年とか数年、時には10年もの間漬け込まれた梅酒もあります。
まるで梅酒は年代物のワインみたいですね。
そこまで長期保存が出来る梅酒は賞味期限は無い様な物です。
しかし、正しい仕込みを行わないとカビが生えてきたりする事があります。
このカビは結構簡単に発生しますので注意が必要です。
手作りの梅酒をカビさせることなく日持ちさせる為に、正しい知識を持って実践したいところです。
最後の章で、梅酒のカビの対処法についてまとめています。
しっかりとチェックして下さいね。
梅酒のカビとペクチンの見分け方とは。
通常の仕込みをしていて少しでも状態に不安があれば、やはり傷んでいないかどうかは気になりますよね。
ではまずは梅酒の状態について、カビの判別の仕方について紹介します。
というのは、カビと紛らわしい状態として、梅酒のにごりや白い不純物の澱(オリ)が発生することがあります。
にごりや白い浮遊物の原因としては色々とあります。
梅酒のペクチンという成分がにごりや不純物の澱を発生させていることもあります。
白かったりするのでよくカビと間違えたりします。
この梅酒のにごりについては問題はありません。
カビかどうか判断付きにくいのは白い澱の様なものです。
判別法等としては次のとおりです。
カビは水面に浮遊するというよりも、表面に白い膜が張るという感じです。
酸素が必要なので、容器の底に沈んだり発生したりすることはありません。
あとは、梅そのものからカビが発生するともちろん梅にカビが付いているので分かると思います。
また匂ってみてツンとした腐った臭いがするかどうか。
腐ってたら味や臭いですぐに分かります。
臭いに問題が無ければ、少し舐めてみてチェックするのもありです。
1.多めの片栗粉と砂糖を溶かした水をしばらく沸騰させる。
2.熱湯で殺菌済みの密閉性のある容器に、冷やした先ほどの1を入れる。
3.問題の梅酒の白い浮遊物(澱?)を2に一緒に入れてしばらく保管する。
少し手間ですが、この一連の作業でカビであるかを判断する事が可能です。
カビだった場合、浮遊物の周りからカビのようなものが増殖してきます。
ぜひチャレンジしてみて下さいね。
梅酒のカビの対処法とは。
梅酒のカビ対策としては、1番大事なポイントは、仕込む準備段階での対策です。
次の点についてしっかりと実施する事が大事なポイントです。
しっかりと密封できるガラス瓶で。
・準備段階で、ガラス瓶は洗剤で洗った後はしっかりと乾かす。
・あく抜きの終わった梅は、必ず水分をしっかりと拭き取ること。
・仕込みの時のアルコールは必ずアルコール度数35度以上のものを使う。
・仕込みの時は、黒砂糖やハチミツは使わない方がにごりにくい。
・仕込みの時の梅とアルコールと角砂糖の比率は、1:2:0.5で。これが大幅にズレると、にごりや痛み、最悪カビの発生の原因にもなる。
これらの基本を忠実に守る事で、カビの発生を未然に防ぐ事が可能です。
梅酒のカビの対策を紹介しました。
ぜひ一度チャレンジしてみて下さいね。
まとめ
手作りの梅酒は腐るのかどうか、カビとペクチンの違い、カビの対処法について紹介しました。
ここで今回のポイントについてまとめますね。
→正しい仕込みをしていれば基本は腐らない。・梅酒のカビとペクチンの違い。
→カビは沈まずに浮くというか水面に膜を張る、ツンとした匂いで直ぐに分かる、・梅酒のカビの対処法。
→仕込みの段階でのポイントをしっかりと守ること。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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