インフルエンザの季節になるといつも思うこと!
それは、少し風邪をひいただけで「やばい、インフルか!?」って焦る事です。
でも安心して下さい。
しっかりと正しい知識を身に付ける事で、焦ることなくしっかりと対処する事が可能です。
今回は、インフルエンザの症状と風邪との違い、花粉症との違いについてまとめてみました。
インフルエンザと風邪の薬の併用についてもまとめています。
気になるあなたはぜひチェックしてみて下さいね。
インフルエンザの症状と風邪との違いはコレ!
あなたはインフルエンザにかかったことはありますか?
私は独身の時は数年に1回あるかどうかでした。
しかし、結婚して子供が出来てからは、1月2月は悲しいかな毎年の恒例行事になっています。
ホント幼稚園や小学校から貰ってくるんですね~。
ではさっそくですが、インフルエンザの症状と風邪との違いについてまとめてみました。
まずは、症状の違いについて説明しますね。
インフルエンザの症状
・38度以上の高熱
・症状は急激に発生する
・咳、喉の痛み、鼻水
・全身の倦怠感、食欲不振、関節痛、筋肉痛、頭痛など全身に症状が出る
・ウィルスにより感染
風邪の症状
・37~38程度の微熱が多い
・くしゃみ、喉の痛み、鼻水、鼻づまり
・ウィルスによるものと細菌性のものがある
明らかにインフルエンザの症状の方がキツイですよね。
インフルエンザは風邪と違って、急激な高熱や全身の痛みなどが特徴です。
さらに、感染性が非常に高く、学校などでは発症したら約5日間程度の通学禁止ともなります。
元々インフルエンザという名前は、全国で地球で1億人もの命を奪うほどの猛威をふるったスペイン風邪からきています。
英語のインフルエンス(猛威)という言葉もここから生まれたんですね。
風邪は咳や痰や鼻水など上気道系から症状が出てきます。
インフルエンザは感染性も高く、また65歳以上の高齢者や乳児は、肺炎やインフルエンザ脳炎などを併発する事もあります。
そうなると重症化してしまい生命の危機にもなる可能性があります。
私の職場のパートの女性の方で、今年の初めに60歳を過ぎて人生で初めてインフルエンザにかかった人がいました。
そんな人もいるんだなと思いましたが、やはり日頃の予防をしっかりとしていたんでしょうね。
幸い高齢にも関わらず、大事に至らずで良かったです。
色々とインフルエンザの症状を書きましたが、少しでも疑いがある様であればすぐに病院に行きましょう!
そのまま放置していると、大切な家族までもまきぞいにしてしまう可能性がありますよ。
ちなみに、このインフルエンザが特別なものとすれば、それよりも身近と思われるのが風邪ですよね。
若い頃は風邪って軽視されがちですが、高齢になっての風邪は致命傷にもなりうるので覚えておきましょう。
実は、高齢者で衰弱または病気の方は、風邪を発症しやすいです。
この風邪が重症化して、肺炎などの合併症をおこして死亡する事が多いんですね。
なので、人間の最期の弱った時期に苦しめるのは、この身近な風邪なんです。
風邪は万病の元とも言われています。
インフルエンザでなくて風邪であっても、病院に行きしっかりと治療をする事をオススメします。
インフルエンザと風邪の薬の併用は可能なの?
インフルエンザはウィルス性の感染ですが、風邪はウィルス感染のものと細菌感染のものがあります。
さらにインフルエンザと風邪ではウィルスが違います。
インフルエンザのウィルス
・インフルエンザウィルス
風邪のウィルス
・RSウィルス
・アデノウィルス
・パラインフルエンザ
・コロナウィルス
・ライノウィルス など
ちなみに、ウィルス感染の病気には抗生物質は効きません。
逆に細菌感染の病気には抗生物質が効くとされています。
インフルエンザの陽性がでた時には、タミフル・リレンザ・イナビルなどの薬で対処します。
しかし抗生物質は基本的には貰えません。
ウィルス感染の症状には効かないので当たり前ですよね。
しかし、インフルエンザで陰性反応だが、明らかにインフルエンザの疑いがある時などは、抗生物質も貰えたりします。
細菌感染の風邪かもしれないからなんですね。
もちろん病院にもよると思います。
実際、私が今年の6月という変な時期に、高熱などインフルエンザの症状がでて病院に行った時に、感じた事をお話しますね。
急な高熱と体の痛みダルさなどインフルエンザの症状がでたので、病院に行きました。
ちょうどその時期に、私の子供が季節外れのインフルエンザにかかっていました。
その事もあり、私は検査の結果陰性でしたが、インフルエンザの疑いありという診断を受けた事があります。
その時にはイナビルという吸入薬で対処しましたが全く効かずでした。
おかしいと思い、再度病院に行き今度は抗生物質を貰いました。
すると症状が治まり何事も無かったかのように完治した事がありましたよ。
私が何が言いたいかというと、ウィルス感染のインフルと、細菌感染の風邪とでは抗生物質の効く効かないがある。
という事を実感したという話です。
なのでインフルの検査で陰性が出て疑いがある時には、インフルの薬と抗生物質と両方併用も可能という事です。
希なケースとして、細菌感染の風邪とウィルス感染のインフルエンザが併発した場合もあります。
そのような時にも、インフルエンザと風邪の薬の併用という事がありえるんですね。
詳しい症状や薬などについては、かかりつけのお医者さんに必ず確認して指示をもらうようにして下さいね。
次の章では、インフルエンザや風邪と花粉症との違いについてもまとめています。
インフルエンザ⇔風邪⇔花粉症
私は花粉症持ちなので良く分かりますが、ざっくりとイメージしてみるとこのような相関図ではないでしょうか?
花粉症でない人も知識として知っておくと良いですね。
インフルエンザや風邪と花粉症との違いは?
インフルエンザや風邪と花粉症との違いについて説明します。
インフルエンザや風邪と紛らわしい、花粉症の症状については次のとおりです。
花粉症
・くしゃみが連続で出る
・鼻づまりはインフルや風邪よりもひどく長期化する
・インフルや風邪と違って、喉はツバを飲み込んでも痛みが無い
・咳は無い
・まれに微熱が出ることがある
・原因はアレルギー
・目のかゆみが酷い
症状を判別する分かりやすいポイントは、連続するくしゃみと・のどの痛みの有無・そして目のかゆみですね。
あまりインフルエンザと花粉症が判別出来ないという人は少ないでしょうが、風邪と花粉症だと判別しかねる事も多いでしょう。
インフルエンザや風邪と違い花粉症はアレルギー性のものです。
下手すると長い付き合いになるかもしれません。
こちらの症状の時も早めに病院にて診断を受けましょう。
まとめ
今回は、インフルエンザの症状と風邪や花粉症との違い、薬の併用についてまとめてみました。
インフルエンザや風邪の症状があったら、すみやかにかかりつけの病院にて診断を受けるようにしましょう。
特にインフルエンザについては、発症から48時間以内の投薬が必要です。
しかし、検査については発症から何時間空けないと反応が出にくいという決まりもあります。
この辺も含めて、過去記事にてまとめていますので、チェックしてみて下さいね。
⇒インフルエンザ関連の記事はこちらから
今回は最後までお読み頂きありがとうございました。