インフルエンザにはa型とb型がありますが、その決定的な違いって何か分かりますか?
年毎にa型が流行ったり、b型が流行ったり、何がどう違うのか気になると思います。
案外知ってるようであまり知られていない、インフルエンザのa型とb型の症状の違いについてまとめてみました。
さらに、インフルエンザのc型の特徴についてもまとめました。
え!?インフルエンザのc型?何なんそれ?
ほとんどの方が知らないですよね~。
そんな希少な、インフルエンザのc型の特徴についても紹介しています。
気になるあなたはチェックしてみることをオススメします。
インフルエンザでa型とb型の症状の違いとは?
インフルエンザのa型とb型の症状の違いについて説明します。
さっそくa型から行きますね。
インフルエンザのa型の症状は、次の様な特徴があります。
インフルエンザa型の特徴
・時期:12月~1月が多い。
・投薬後に解熱にかかるの時間:1日ぐらい。
・種類:aソ連型、a香港型、他合わせて144種類。
・感染経由:b型と違って、鳥・豚・馬などにも感染する⇒鳥インフル、豚インフルなど。
・その他:季節性が高く毎年流行する。感染力が強く、b型よりも世界規模で大流行する。
次はb型の症状の特徴です。
インフルエンザb型の特徴
・時期:2月~3月が多い。
・投薬後に解熱にかかる時間:1日半~2日とa型よりも長引く。
・種類:2種類。
・感染経由:a型と違って、人のみに感染する。
・その他:数年おきに流行する。a型に比べると小規模で流行。ウィルスが体内に長く滞在する⇒解熱が時間がかかる、また人に移してしまう可能性が高くなる。
インフルエンザのa型とb型の症状の違いはこのような感じです。
ほか補足点として次の内容に注意してくださいね。
・熱の高さがb型の方が高熱にならないことが多く、微熱やまれに熱が出ない事もあります。
・b型の方が胃腸系などの消化器官系の不調が目立ちますので、ノロウィルスと間違えることも。
・a型は一気に高熱と体の痛み、b型は38度までの熱で治るにの時間がかかる。
・a型とb型は同時にかかる可能性はゼロではないがほぼ無い。しかしa型と診断されているのに、症状が目立つ場合は新型インフル(区分はa型)の可能性がある。薬などはお医者さんの指示に従って下さいね。
・1シーズンでa型にかかって完治した後で、b型にかかる事もある。
インフルエンザのa型とb型の症状の違いの、大体のイメージはつかめたのではないでしょうか?
実際に病院で検査と治療を受けて、お医者さんの指示に従って十分休養して下さいね。
インフルエンザで高熱の有無について、関連記事にてまとめています。
こちらもチェックしてみて下さいね。
⇒インフルエンザの症状で熱が出ない事もある?期間や上がったり下がったりする場合も?
次の章ではc型インフルエンザについて説明しますね。
c型インフルとはいったい何なのでしょうか!?
インフルエンザでc型の症状の特徴とは?
ではさっそくインフルエンザのc型の症状の特徴について説明しますね。
インフルエンザのc型は、ほぼ知られていない様なインフルエンザです。
インフルエンザの予防接種に行っても、a型とb型の抗体は入っているが、c型って無いですもんね。
実際に、インフルエンザのc型という存在は聞いたことがあるかもしれないが、医療関係の人でもなければ、実際に内容を知っている人はあまりいないでしょうね。
そんなインフルエンザc型には、以下の様な特徴があります。
インフルエンザc型の特徴
・時期:年間を通して
・種類:1種類のみ
・感染経由:人
・その他:免疫力の低い5歳以下の子供がかかる事がほとんど。症状が風邪程度なのでインフルと気づかず終わることが多い。
そうなんです、c型は症状も非常に軽く、風邪と同じぐらいのものです。
感染力も少ないので流行することはあまりありません。
さらに、インフルエンザの免疫がほぼ一生続くので、一度かかると2回目にかかる事はまず無いんですね。
多くは5歳までにかかって免疫がついているのでは無いでしょうか。
というかその年齢なら、かかったのかどうかも覚えていないでしょうね~。
さらに、インフルエンザのc型が有名でない理由として、次のような理由もあります。
実は、インフルエンザc型を検査で判別する為には、通常のインフルエンザの検査では判別できないんです!
それ専門の医療機関で、ウィルス分離という特殊な方法で調べるしか無いんですね。
さらに、そのインフルエンザのc型の特殊な検査ですが、結果が出るのに1週間から10日もかかるのです。
それだけ時間かかったら、インフルエンザのc型であれば、十分に完治しているのがほとんどです。
つまりc型インフルエンザの判別をする意味が無いのでしない、という事なんですね。
感染力も少ないので、通常の風邪と同じ扱いで治療して終わりというのが現状でしょうね。
ちなみに、このc型インフルエンザには、通常のインフルエンザの薬である抗インフルエンザ薬、つまりタミフルやイナビルなどが効かないんですね。
なので風邪の治療と同じように、安静にして自然に回復するのを待つという治療になります。
いかがでしょうか?
特にc型インフルエンザに関しては、大きな心配はしなくても大丈夫な気がします。
ただ、病院だけは行くようにしましょう。
風邪は万病の元ですからね。
まとめ
今回は、
・インフルエンザでa型とb型の症状の違い
・インフルエンザのc型の症状の特徴とは?
についてまとめてみました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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