インフルエンザ

インフルエンザの症状で熱が出ない事もある?期間や上がったり下がったりする場合も?

投稿日:2017年9月4日 更新日:


36度台でもインフルエンザ!?
あなたはインフルエンザの症状で熱が出ない事もあるってご存知ですか?
え~、インフルエンザって高熱って印象だけど、まさかそんな事が。。
実はあるんです!
もちろんそれなりの原因もあります。
怖いのは、インフルエンザの症状で熱が出ない時に、インフルエンザと気づかず放置してしまう事です。
今回は、インフルエンザの症状で熱が出ない件、についてまとめてみました。
通常のインフルエンザの症状で熱の期間についてや、インフルエンザの症状で熱が上がったり下がったりする事についてもまとめています。
気になったあなたはぜひチェックしてみて下さいね。

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インフルエンザの症状で熱が出ない事ってあるの?

インフルエンザの症状で熱が出ない事ってあるんです!
通常はインフルエンザというと、急な38度以上の発熱と体の痛みやだるさなどが特徴です。
しかし、その発熱が無いインフルエンザもあるという事なんです。
ちょっとびっくりでしょうが、36度台でもインフルエンザだったという事例もあるんです。
では何故そんな事があるのでしょうか?
その原因と注意点についてまとめてみました。
少しでも心当たりがあるならば、自分に当てはめてみてチェックして見ることをオススメします!

インフルエンザの症状で熱が出ない事についての原因については次のとおりです。

・インフルエンザの予防接種を受けていた
・市販のかぜ薬を飲んだ
・高齢者である

この様な場合には、インフルエンザの症状として熱が出ない事があります。
また出たとしても38度以下の微熱である事があります。

ちなみに、インフルエンザの症状でb型インフルエンザは、38度以下の熱と呼吸器官や消化器官の不調が特徴です。
なので、38度を超えない様な熱であれば、b型インフルエンザである可能性もあります。

では詳しく説明していきますね。

まずは、インフルエンザの予防接種を受けていた場合です。
予防接種を受けていた場合は、免疫が体内にある状態ですので、症状が酷く悪化しにくいと言えます。
なので、インフルエンザにかかっても、38度以上の高熱には至らなかったという事でしょう。
もちろん予防接種の効果や免疫にも種類があるので、一概に全てがそうであるとは限らないです。

でも、高熱の出ないインフルエンザだと、発症の確認が分かりづらくて、放置することもあるかもしれません。
そう考えると、予防接種ってどうなんかな~って個人的に思ったりもしました。
だって、熱が出ないのは体的には楽だけど、インフルエンザの発見が遅れることで、家族や周りの人に大感染する可能性がある訳じゃないですか。
それってどうなの!?ってふと思ったりもしました。

 

インフルエンザの症状で熱が出ない原因の2つ目として、市販のかぜ薬を服用した場合です。
鎮痛剤や解熱作用のある薬を飲んだ事で、一時的にインフルエンザの症状で熱が出ないと錯覚してしまっている状態です。
これもあまりよろしくありませんよね。
実は、インフルエンザの時に飲んではいけない市販薬というものもあります。
それは、ロキソニンです。

ロキソニンって頭痛の時や解熱剤として、市販の薬を服用したりしますよね。
でも、ロキソニンはインフルエンザ脳炎との合併症の関係性が取り立てられています。
つまりインフルエンザの時にはロキソニンは、合併症を引き起こす危険性があるので気をつける必要があるんですね。

インフルエンザの恐れがある時には、アセトアミノフェン系の薬であるならば問題はありません。
覚えておきましょうね。
過去記事にも関連情報があります。
↓↓
インフルエンザの検査はいつからわかるの?いつまでに?ロキソニンは大丈夫?

 
ではインフルエンザの症状で熱が出ない時の3番目の原因としては、高齢者であるという事が挙げられます。
インフルエンザの時に、38度以上の高熱が出ない割合として一般成人の2割ほどと言われています。
対して、75歳以上の高齢者になると、なんと5割の人は38度以上の高熱が出ないという事実があるんです!
ちなみに、75歳以上の高齢者で肺炎になった場合は、3割しか熱が出ないということなんです。
この事実についてどう思いますか??

実はこの熱が出ない事による危険は非常に大きいんです。
だって人間って熱が出て初めて、「あ、病気だ!」って分かると思うんです。
けどそのシグナルである熱が出ない(インフルや肺炎でも高熱がでない)って、病気の発見が遅れて重症化につながりますよね。
私の祖父も、インフル⇒肺炎になり生死をさまよいました。
やはり発見が遅れがちになる事もあるんでしょうね。
高齢者の場合は、インフルエンザが引き起こす合併症が怖いんですね。

で、この高齢者が熱が出にくいというメカニズムについて説明します。
熱というのは実は、体の中のリンパ球がウィルスと戦う為に熱を出しているんです。
体内の細菌と戦うリンパ球っていうのは、体温が37度の時は活発ですが、2度下がって35度になったらその活動量は激減します。
なので、リンパ球が戦いやすい様に体温を上げている状態という事なんですね。

なので、この熱が出ないということは、ウィルスと戦うべきリンパ球が戦う体制にならないという状態になります。
なので高齢者がインフルエンザなどで熱が出ないというのは、危険だという事なんですね。

すこし話が高齢者の話にそれてしまいましたね。。
以上がインフルエンザの症状で熱が出ない時の原因です。

これを読んだあなたにしてほしいことは、インフルエンザのシーズンで、熱が出なくても注意が必要です。
筋肉や関節の痛み・だるさ・頭痛などのインフルエンザの症状があれば、熱が出なくてもインフルエンザの可能性があるので、病院に行くことをオススメします。

次の章では、インフルエンザの症状で熱の期間はどれぐらい続くものなのか、についてまとめてみました。

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インフルエンザの症状で熱の期間はどれぐらいなの?

インフルエンザの症状で熱の期間というのは、どれぐらい続くものなのでしょうか?
これはあなたの体力や体質にもよりますが、一般的には次のように言われています。

・a型インフルエンザ…一気に38度以上の高熱になり1~3日で解熱する
・b型インフルエンザ…38度までの熱が長引きやすい

同じインフルエンザでもa型とb型では少し違うんですね。
これによると、先ほどの章でまとめた熱のでないインフルエンザは、b型インフルエンザである場合も多いという訳なんです。

いずれにせよ、インフルエンザというのは(風邪も同じですが)、根本からウィルスを退治してくれる薬というのは無いんですね。
ウィルスを倒せるのは自分の免疫力だけなんですね。
なのでインフルエンザの時には、しっかりと休養して免疫力を高めるようにする事が第一ですね。

インフルエンザの症状で熱が上がったり下がったりする事はあるの?

ではインフルエンザの症状についての補足情報を一つ紹介します。
インフルエンザの症状で熱が上がったり下がったりする事もあるという話です。

この原因として考えれるのは次の点です。

・解熱剤を使っている
・抗インフルエンザ薬のタイミングの遅れ
・合併症を起こしている

詳しく説明していきますね。

まずは解熱剤について。
解熱剤を使えば熱は下がります。
しかし効果が切れれば熱がまたあがります。
当たり前ですよね!
でもその理由を考えたことはありますか?

さきほど高齢者の話で、リンパ球の話をしたのを思い出してください。
体のウィルスと戦う為に、体温を上げて(高熱を出して)リンパ球の活動を高め用としています。
しかしそこで解熱剤で強制的に体温を下げればどうなるでしょうか?
そうですね、リンパ球の働きが弱くなりウィルスと戦うことが出来ない状態になります。
つまり一時しのぎで熱を下げても、根本の問題解決にはならないんですね。

しかしそれでも39度を越える高熱になると、リンパ球がウィルスと戦うとしても、ずっと続くと人間の体が持ちません。
その様な時に緊急措置として解熱剤を使うんですね。
なので、解熱剤は頻繁に使うものでは無い事を覚えておいてくださいね。
お医者さんからも、○時間の間を空けて使用する様にと言われているのもそういう意図があります。

 

インフルエンザの症状で熱が上がったり下がったりする、2番めの原因として抗インフルエンザ薬を服用するタイミングが遅れた事です。
インフルエンザは発症してから48時間以内に、抗インフルエンザ薬を投与しなければいけません。
48時間を超えるとウィルスに効きにくくなり、病気が長期化する事もあります。

なのでインフルエンザかなと思ったら、発症から12時間~48時間の間に病院で検査を受けましょう。
発症から12時間以内だと検査で判別できませんので、発症してから12時間~48時間というのを覚えておいて下さいね。
この病院に行くタイミングについて、別記事でもまとめています。
↓↓
インフルエンザの検査はいつからわかるの?いつまでに?ロキソニンは大丈夫?

 

インフルエンザの症状で熱が上がったり下がったりする、3つ目の原因については合併症の可能性があるという事です。
インフルエンザの症状が悪化して、色んな合併症を引き起こすこともあります。
高齢者や乳児などは特に注意が必要です。
肺炎や脳症など重症化すると大変な事になります。
インフルエンザで熱が上がったり下がったりするようであれば、放置せずに再度病院に行ったほうが良いですね。

以上、インフルエンザの症状で熱が上がったり下がったりする場合についてでした。

ちなみに、インフルエンザになると家族も巻き添えになることも多々ありますよね。
家族内感染を防ぐためにも、室内での加湿器の設置はインフルエンザ対策として有効です。
こちらの記事ではインフルエンザ対策と加湿器について紹介していますので、一度チェックしてみるのもいいですね。
↓↓
加湿器でインフルエンザ対策をするならオススメはハイブリッド加湿器!

まとめ

今回は、
・インフルエンザの症状で熱が出ない場合の原因
・インフルエンザの症状で熱の期間はどれぐらいなのか
・インフルエンザの症状で熱が上がったり下がったりする原因
についてまとめてみました。
いずれにせよ、普段から風邪だとしても過信して放置せずに、病院に行くことをオススメします。
もちろんインフルエンザや風邪にかからない、健康なカラダづくりが一番ですけどね。

最後までお読み頂きありがとうございました。
他にもインフルエンザ関連の記事をまとめています。
よかったらチェックしてみて下さいね。
↓↓
インフルエンザ関連の記事を見る!

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