あさりの砂抜きのコツってご存知ですか?
案外、あさりの砂抜きで間違えた知識をもっている人も多いんです。
正しい知識をもって対応しないと、場合によってはせったくのあさりが全て台無しになってしまうことも!
あさりの砂抜きのコツなどについてまとめてみました。
この知識を持っていれば、貴方も砂抜きマスターと呼ばれるかも♪
あさりの砂抜きのコツを教えて!
あさりの砂抜きのコツとしては、大きく分けて次の2点です。
2.塩水の塩分濃度
それでは、1の砂抜きをする環境について紹介していきます。
・バットなどにあさりを広げて並べます。
ボールなどだとあさりが塩水の中に完全に沈んで窒息死してしまいます。
また重なり砂抜きしにくくなりますのでボールではなく、バットに並べましょう。
あと、当然ですが砂はバットの下の方に沈みます。
なので網状の物をバットの中に引いておく事で、きれいに砂抜きができるし水の入れ替えも楽ですよ。
・あさりが半分浸るぐらいの量の塩水を入れます。
あさりが完全に隠れるぐらいの量の塩水だと、あさりが窒息死してしまうので気をつけましょう。
・あさりは暗い場所でないとダメなのでバットの上に新聞紙を被せて、空気穴を数箇所つくりましょう。
砂浜と同じ環境をイメージするといいですね。
・そのまま3~6時間砂抜きをします。
塩水が汚れてくるので、状態をみて塩水を入れ替えするとベストです。
あさりの砂抜きの塩の濃度は
次は、あさりの砂抜きの塩の濃度について紹介していきますね。
あさりの砂抜きの塩の濃度はズバリ3%です!
1リットルの水に塩を30グラム入れると、ちょうど3%の塩水が出来ます。
浸透圧という性質を活かして砂抜きをする為にはこれぐらいの濃度が必要だそうです。
このあさりの砂抜きの塩の濃度3%ですが、海水と同じぐらいの塩の濃度なんです。
海水浴の時の海の水のしょっぱさと同じぐらいと言えば分かり易いですかね。
「海の水を思いっきり飲んでしまった時の苦しい思い出が蘇えった!」
そんな人もいたのでは無いでしょうか(笑)。
あさりが砂抜きで開かないのは何故なの?
あさりが砂抜きをし始めても開かない!
当然ですが、開かないと砂を吐き出さないので貝の中に砂が入ったままになります。
考えられる一番の原因として、塩分濃度に問題がある場合が大半です。
一度計りなどを使って計量してみましょう。
濃度を3%に調整して、再チャレンジしてみると成功する事が多いですよ。
ちなみに、気になるであろう、「死んでいるあさり」について知識を紹介します。
砂抜き時に、生きているあさりは、触ったら口を閉じたり動いたりします。
死んでいるあさりは水中では口は開きっぱなしで触っても動かず閉じずで反応なしです。
また臭いも悪臭がします。
あさりが開いている、開いていないについて、調理時の事象とよく混同しやすいので気をつけてましょう。
分かりやすく次のようにまとめてみましたので覚えておいてくださいね。
あさりは砂抜きをしていると開きっぱなし、触っても口を閉じない⇒死んでいる
開いて砂を出している、動いている、叩くと口を閉じる⇒生きている
・調理時
口を開くのが正常
調理しても口が開かないのは食べないほうが良い⇒死んでいる可能性大
死んでいる貝類は臭もキツくて食べると食中毒になります。
砂抜きの時に発見したら、調理に入る前に必ず取り除きましょう。
まとめ
あさりの砂抜きのコツについて紹介しました。
塩分濃度が大きなポイントですね。
少しでもお役に立てましたでしょうか?
最後までお読み頂きありがとうございました。
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