服についた汗の臭いってなんであんなに臭うのでしょうか?
とにかくキレイに臭いを取りたいですよね。
そんな貴方にオススメの、服の汗の臭いの取り方についてまとめてみました。
これを読めば、服の汗の臭いに悩まされることも無くなるでしょう!
ぜひチェックして実践してみて下さいね。
服の汗の臭いを消すにはコレ!
服の汗の臭いって後になってとても臭いますよね。
過去の記事にも書きましたが、その原因は皮膚の表面の細菌(常在菌)の仕業なんですね。
細菌なんで、ほっておくと臭いが取れなくなったり黄ばんできたりします。
なので早めに対処をしておく必要があります。
対策としては色々とありますが、ざっくりと次のようなやり方があります。
・クリーニングに出す
・スチームアイロン
・重曹スプレー
・ミョウバン水スプレー
・中性洗剤で拭き取り
・衣類用消臭スプレー
色々と対処方法はありますが、洗濯とクリーニング以外の方法はどれもいわゆるその場しのぎの対応といえます。
お出かけ前で時間がなくて、緊急的にしのぐという状況であればいいでしょうが、あまり常用するのはオススメではありません。
服の臭いそのものを取るにはやはり洗濯して菌を取るということが大事です。
上記では上から2つ、洗濯時の対処とクリーニングにあたります。
ただクリーニングも時間も行く手間もお金もかかりますので、頻繁にはいけないと思います。
現実的には自宅で洗濯時にしっかりとした手順で洗濯することがとても有効であります。
なので、服の汗の臭いを消すには洗濯が1番オススメですね。
では、洗濯時の洗剤や漂白剤やあるいは重曹の使い方などについて、さっそく次の章にて詳しく説明していきます。
しっかりとチェックして実践してみて下さいね。
服の汗の臭いの洗濯のポイントとは?
ではさっそく服の汗の臭いを取る洗濯のポイントについて説明していきますね。
まず大きなポイントとしては次の点です。
・酸素系漂白剤を使う
・重曹を使う
プラスαとして
・ミョウバン水を使う
・スチームアイロンを使う
40度以上のお湯を使うといいのは、汗などニオイ物質は皮脂で固められている事が多く、冷水よりもお湯の方が脂が落ちやすい為です。
とはいえ、常時お湯で洗濯機を回せる環境のある家はなかなか無いと思います。
その時は最初の予備洗いの時だけとかでも大丈夫です。
お風呂が終わったら、そのお湯で予備洗いをするというのも良いですね。
ちょっと熱いかな、って思うぐらいがちょうどいいです。
酸素系漂白剤については、いわゆるワイドハイターなどの事です。
粉末タイプを使いましょう。
実は酸素系漂白剤は、液体と粉末では全く役割が異なるんです。
液体は主な成分は過酸化水素で酸性になります。
粉末だと主は成分は過炭酸ソーダで、これは水に溶かすとアルカリ性になります。
液体より粉末の方が除菌力が強い反面、衣類への負担が大きいんですね。
なので、日常づかいには液体を使用しますが、今回の様に特に念入りに臭い取り(除菌)をしたいという時には粉末タイプを選ぶ様にすると良いでしょう。
ウールや絹など傷みやすい洗濯物には液体を使いましょうね。
汗の臭い取りには粉末酸素系漂白剤を使う、という点についてはこのような理由からなんです。
ちなみに、酸素系漂白剤とアルカリ性洗剤は一緒に使ってもOKなんです。
というか普段から使っていますよね。
余談ですが、よく塩素系漂白剤と〇〇は混ぜないでと書いていますよね。
あれは酸素以外の酸が混じっている(クエン酸など)洗剤などとは混ぜないでという事です。
例えば、トイレで使うサンポールなんかはそれにあたります。
ミョウバン水については、すこし作業に時間がかかります。
ミョウバン水原液をあらかじめ作って準備しておいて、それを薄めて使用しています。
ミョウバン水原液のつくり方としては、
・1.5リットルの水道水
・50gの焼きミョウバン
これらを混ぜて数日間放置して、液が透明になったら完成です。
この原液を30~50倍に薄めたものを、臭いのついた箇所に直接染みこませてから洗濯するか、洗濯のすすぎの際に50cc程度のミョウバン水の原液を、洗濯機に直接投入します。
スチームアイロンも少し手間がかかりますが、熱で細菌は死滅させることが出来るので非常に効果が高いです。
スチームアイロン機能が無ければ、濡れたタオルをかけてその上からアイロンがけすると良いでしょう。
それでは、これらのポイントを踏まえた、オススメの洗濯の流れを紹介していきます。
Step2.酸素系漂白剤+つけおき30分間
Step3.酸素系漂白剤+つけおき+重曹
Step4.ミョウバン水、スチームアイロンを実施
この流れですれば万全です。
基本的にStep1がダメならStep2へ~という流れで実施してもいいですし、全て実施してもいいです。
Step1は洗剤と一緒に洗って下さいね。
手洗いでも洗濯機でもどちらでもOKですので。
それでもダメならStep2へ。
洗剤と一緒に洗ってもOKです。
漂白剤については先程も説明したとおり、ウールや絹が入っている物は傷みやすいです。
汗の臭い取りで酸素系漂白剤の使用は通常は粉末タイプですが、ウールや絹が入ってる時は、液体タイプのワイドハイターや手間なしブライトなどで液温30度を目安につけ置きするのが良いでしょう。
それでもダメならStep3。
重曹は効果的です。
汗の臭いは酸性によるもの。
重曹を水で溶かして弱アルカリ性にすると臭いがキレイにとれます。
重曹の投入量は、酸素系漂白剤と同じぐらいの量(1:1)で大丈夫です。
ちなみに重曹は服にホコリをつきにくくする働きがあります。
さらに洗濯槽もカビをつきにくくするという副産物がありますのでオススメです。
これらの作業は服の汗の臭い取りには非常に効果的です。
オススメなので、ぜひチャレンジしてみて下さいね。
汗の臭いはポリエステルはなんで臭いの?
最後にポリエステル素材の服についての注意点について説明していきます。
ポリエステル素材は汗がすぐ乾くので、着ててサッパリして気持ちいいって感じますが本当にそうでしょうか?
実はポリエステルは速乾性がある反面、汗の水分を吸収しないので肌に汗が残ってしまい、体が汗臭くなります。
またポリエステル自体にも、汗の皮脂の汚れが付着して落ちにくいので、結果サラッとするのにくさい臭いが残ったりします。
要はポリエステルは汗の臭いが付着しやすいという事なんです。
意外な事実ですが、実際によくチェックしてみると納得だと思います。
自分の持っているポリエステル素材のとくにTシャツなど臭ってみて下さい。
ね、臭うでしょう!?
ポリエステルは普通に洗濯しても、汗の中に含まれている皮脂汚れが落なかったりして、繊維の隙間に残った皮脂汚れに雑菌が繁殖して臭いの元になります。
さらにポリエステルは選択中に一度落ちた汚れが、再付着しやすい性質を持っています。
洗濯するにはなんとも面倒な素材なんですね。
洗濯時のポイントとしては次の点に注意しましょう。
・他の汚れのひどいものと一緒に洗わないこと。
・洗濯物と洗剤の適正な量を必ず守ること
それでもダメなら、先ほどの章で紹介したStep1~4の手順で洗濯しましょう。
以上ポリエステルの意外な盲点と洗濯についてでした。
まとめ
今回は、服の汗の臭いを消すポイント、洗濯の仕方やポリエステルが臭う理由や洗濯の仕方について説明しました。
汗の臭いは大もとから対策を考えるのも大事ですよね。
こういったアイテムもチェックしてみるといいかもしれませんね。
↓↓
最後までお読み頂きありがとうございました。
他にも関連記事をまとめています。
よかったらチェックしてみて下さいね。
↓↓↓
汗・ワキガ・加齢臭の臭いの、悩みを解決するまとめ記事はこちらから