カメラのメンテナンスやお手入れってどうしていますか?
中古カメラなどであってもカメラは高いものですよね。
でも正しいカメラのメンテナンスやお手入れが分からない、、。
安心してください!
そんなあなたの為に、カメラのメンテナンスやお手入れの方法や、おすすめの道具をまとめてみました。
さらにカメラのメンテナンスやお手入れをメーカーに出す場合についても紹介しています。
私、以前中古カメラのバイヤーをしていました。
販売の方もヤフオクやAmazon、eBayやAmazonUSなどを行っていました。
ヤフオクでは一年間で750近く評価を頂き、100%全て「非常に良い」評価を頂きました。
中古カメラは状態も様々です。
保管状態や手入れもしっかりと行い出品します。
程度の悪いものでも綺麗に見た目よく手入れしていました。
そんな元バイヤーの私が行っていた、カメラのメンテンナンスやお手入れの方法を紹介します。
あなたの大事なカメラ達。
しっかりとメンテナンスやお手入れをして、長く大事に使いたいものですね。
カメラのメンテナンスやお手入れの方法はコレ!
カメラのメンテナンスやお手入れについての方法を紹介します。
基本的には、カメラのメンテナンスやお手入れは次のポイントで行ってください。
・ボディのシャッター幕近辺のホコリ取り
・レンズの表面のホコリ取りや油汚れなどの拭き取り
・ボディやレンズのドライボックス(防湿庫)での保管
どれも聞いたことのあることばかりでしょうが、基本が大事ですのでしっかりとチェックしてみて下さいね。
では詳しく説明していきますね。
まず最初に全てのカメラのお手入れにはブロアーが必要です。
道具については、次の章におすすめの道具を紹介していますが、ブロアーでの吹きは全て最初に行うお手入れですので覚えておいて下さい。
まずは、ボディやレンズの本体の汚れなどの拭き取りについて。
基本的には、最初にブロアーで本体の表面のゴミやホコリなどを吹き飛ばします。
そして、ウエットティッシュタイプの使い捨てのもので拭き取りましょう。
ボディの液晶画面などは、クリーニングクロスで拭き取るといいでしょう。
注意点としては、最初のブロアーでゴミやホコリを吹き飛ばしておかないと、例えば液晶画面を吹いたときにゴミで小傷が入ったりするので
気をつけて下さいね。
次にボディのセンサー部(シャッター幕)近辺のホコリ取りです。
レンズを取り付ける箇所にミラーがあります。
いわゆるシャッター幕です。
ミラーレスだと固定式ですが、付いている箇所は同じです。
この部分のホコリやゴミをブロアーで吹き飛ばします。
このシャッター幕近辺や、画像素子の部分にゴミがつくと、撮影した画像に写りこんでしまいます。
撮影した画像の同じ場所に斑点などがついていると、間違いなくゴミが付着しています。
程度が酷くなると、メーカーにもちこんでセンサー清掃をお願いしないとダメです。
普段のお手入れとしては、レンズ交換などのタイミングでゴミなどが入ったりします。
家に帰ってからしっかりとブロアーで吹き飛ばしましょう。
気になるようであれば、レンズ交換の際にブロアしてもいいでしょう。
ただあまり外では、レンズを外した状態で置くのはよくない事を頭に入れておいて下さいね。
次は、レンズの表面のホコリ取りや脂汚れの拭き取りです。
このお手入れが一番神経を使います。
物は粗悪なものでなく、いいものを使いましょう。
といっても100均などの物でないこと、Amazonや電気屋さんで売っているもの、であれば大丈夫です。
レンズ表面をブロアーで綺麗に吹き、表面のホコリやゴミを飛ばします。
レンズの表面のホコリ取りや脂汚れの吹き取りは、次のパターンがあります。
・レンズ専用のレンズ吹きの布で拭き取る
・レンズペンで拭き取る
汚れが酷いときはレンズクリーナーと専用ペーパーできっちりと拭き取ることです。
中古レンズを買ってきた時に、カビかクモリかと思っていた汚れも、表面をレンズクリーナー液でしっかりと清掃すると綺麗に汚れが取れた事も多々ありましたよ。
お手軽に済ますにはレンズペンですね。
ちょっと気になる程度ならレンズペンを多用していましたよ。
レンズクリーナー液を使うときには、液を垂らしすぎると水分がのこり、膜みたいなものが出来きてやり直しになったりします。
また専用ペーパーも専用の柔らかいものを使用してください。
いずれのパターンにせよレンズ部は一番デリケートな部分です。
ブロアーしっかりとホコリやゴミを吹き飛ばして置かないと、傷が入って悲しい思いをすることになりますよ。
慎重に行ってくださいね。
最後に、カメラのボディやレンズをドライボックス(防湿庫)で保管する事です。
カメラはともかく、特にレンズは湿気を嫌います。
湿気がカビやクモリの原因になります。
カビやクモリになると、撮影にも影響してきます。
さらに中古カメラとしての価値も急激に下がりします。
売却しようとしても、最悪ジャンク品扱いになり、相場の半分以下の価値にしかならなくなったりします。
そういった状態を防ぐためにも、カメラのボディやレンズはドライボックス(防湿庫)にいれておきましょう。
防湿庫というと、食器棚みたいな立派なものをイメージしますよね。
けど実際は、押入れケースや衣装ケースのような、安価なタイプで保管している事がほとんどでしょう。
そのようなタイプでも十分に効果はありますので、あまり億劫にならない様にして下さいね。
費用も2000円も掛からないですので。
ちなみに、ボディもホコリなどを防ぐためにも防湿庫に入れておくと良いですね。
注意点としては、防腐剤の期限を確認することと、あとはレンズでカビのものは一緒に入れないことです。
カビのあるレンズは、一緒の箱に保管している他のレンズにも菌が移ります。
防湿庫にひとつカビのあるレンズを入れていたばかりに、他の全てのレンズにカビがはえてしまった!という話もよく聞きますよ。
注意しましょうね。
これらのカメラのメンテナンスやお手入れについて紹介してきました。
ちなみに、私の他の記事でもメンテナンス関連の記事があります。
こちらも参考にしてみてくださいね。
⇒カメラのグリップのベタつきの原因は?修理交換は必要?ゴムが白くなる事の対処法はコレ!
次の章では、メンテンナンスやお手入れでおすすめの道具について紹介します。
どれも私が実際に使ってみて良かったものばかりですのでおすすめですよ。
カメラのメンテナンスやお手入れのおすすめ道具はコレ!
ではカメラのメンテナンスやお手入れのおすすめ道具を紹介します。
どれも実際に私が使ってみて良かったもの、使い続けていたものばかりです。
まずは、メンテナンスで一番のキモと思っている、ブロアーです。
ブロアーは安い小さいものだと、何度も吹かないとダメで労力がかかります。
できれば大きく、しっかりとしたものが良いですね。
しっかりとしたものだと、風圧も高くて綺麗に吹き飛ばしてくれます。
ストレス感ゼロですよ。
↓↓
エツミ ウルトラジャイアントブロア Lサイズ イエローライン E-5204
エツミ ウルトラジャイアントブロア Lサイズ イエローライン E-5204
|
次は、ボディのメンテナンスで拭き取りで使うペーパーです。
なかでもミューズのペーパーが脂汚れなども綺麗にとれるのでオススメです。
いつも使っていました。
↓↓
ミューズどこでもウエットティッシュ
ミューズ どこでもウェットクロス 40枚【楽天24】[ミューズ 除菌用ウエットティッシュ]
|
拭き取りでは無水エタノールだと水分がほぼないので水跡が残りません。
無水エタノールは油性マジックの汚れも落とします。
中古カメラのバイヤーでは必需品でしたよ。
↓↓
無水エタノール
無水エタノール(500mL)[便座 液体洗剤 カビ掃除]
|
レンズのクリーニング用のペーパーです。
クリーニング液が入っているものも便利ですね。
↓↓
kenkoカメラレンズクリーナー
【楽天ポイント2倍!・全国送料無料】Kenko クリーニング用品 激落ち カメラレンズクリーナー 30包入り アルコール成分配合 872024
|
クリーニングクロスはこれが良いですね。
↓↓
エレコム 日本製 強力クリーニング マイクロファイバー クロス 大判タイプ 水性/油性汚れ対応
|
レンズペンはいつもこれを使っていました。
ブラシもついているので何かと便利でしたよ。
↓↓
Hakuba レンズペン
送料無料!HAKUBA メンテナンス用品 レンズペン3 【レンズ用】 ブラック KMC-LP12B
|
レンズクリーナー液ならコレ。
某有名カメラ屋チェーンの担当に教えてもらいました。
めちゃ落ちます!
↓↓
CURA レンズクリーナー50ML
CURA[蔵] レンズクリーナー 50ml『即納?3営業日後の発送予定』コーティングを溶かさないアルコールフリーの光学レンズ・フィルター専用クリーニング液【RCP】[fs04gm][02P05Nov16]
|
こういったセットも便利です。
最初はコレで練習してみるのも良いです。
↓↓
最後に防湿庫。
こんなタイプのもので十分です。
↓↓
《新品アクセサリー》 HAKUBA (ハクバ) ドライボックスNEO 9.5Lスモーク(KMC-40)【防湿アイテム】【KK9N0D18P】
|
これらがカメラのメンテンスやお手入れのおすすめの道具です。
自分で色々と試してみるのも良いかもしれませんね。
次の章では、カメラのメンテナンスやお手入れをメーカーに出す場合について紹介します。
カメラのメンテナンスやお手入れをメーカーに出す場合。
最後は、カメラのメンテナンスやお手入れをメーカーに出す場合です。
これは、状況としては次のパターンが考えられます。
・状態が酷くてプロのメンテナンスを必要とする状況
・自分でメンテナンスをするのが億劫である状況
通常なら、日頃のお手入れは自分でする。
状態が悪い時はメーカーに出すという場合がほとんどでしょう。
ではその状態が悪くメーカーに出す必要がある時というのは、いったいどんな状況なのでしょうか?
具体的には、次のような時です。
・動作不良
・グリップラバーや各種パーツ交換
それ以外を具体的に紹介します。
センサー部のゴミの付着は、撮影した画像にゴミが写りこんでいて、自分で取れない場合です。
これは、撮影回数をこなすと必然的に付着する事が多いです。
なので定期的にセンサークリーニングをしてもらうのが良いですね。
綺麗になりますよ。
中古カメラを購入した時なんかは、最初にメーカーにもちこんで、センサークリーニングをしてもらうと良いですね。
費用は1000円程度で、時間も1時間ほどで完了します。
グリップラバーなど各種パーツ交換もメーカーにお任せです。
こちらは過去の記事にて紹介しています。
よかったら参考にしてみてくださいね。
⇒カメラのグリップのベタつきの原因は?修理交換は必要?ゴムが白くなる事の対処法はコレ!
メーカーでは点検なども実施してくれます。
車の車検や定期点検と同じように、定期的に点検やメンテナンスに出すのも非常にオススメです。
まとめ
今回は、カメラのメンテナンスとお手入れの方法などを紹介しました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
他にもカメラ関連の記事を沢山まとめています。
よかったらぜひチェックしてみて下さいね。
⇒カメラ関連のまとめ記事はこちらから