目の病気

目の充血が治らないのは病気なの?目薬は市販のものでも効果があるの?

投稿日:2017年9月30日 更新日:


あなたは目の充血に悩んでいませんか?
目の充血は見た目も目立つし、なかなか治らないのも気になります。
実は目の充血は、その症状によっては非常に危険な病気おも表しているんです!
今回はそんなあなたに役立つ内容でまとめてみました。
・目の充血が治らないのは病気なのか?
・目の充血は目薬は市販でも効果があるのか?
これらについてまとめました。
たかが目の充血と軽く考えずに、この記事をチェックして、早めに対策を練ることをオススメします。

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目の充血が治らないのは病気なの?

ではさっそくですが、目の充血が治らないのは病気なのか?
という点について説明しますね。

結論から言うと、目の充血の症状によっては即病院に行く必要があるものもある。
なので目の異常に関しては、なるべく早く病院に行って診断を受けることをオススメします。

とはいえ、すぐに病院に行くべきなのかどうなのか?
やはり気になるところです。
なので大体の目安として、目の充血で考えられる病気について説明します。

まず目の充血に見える症状については、大きく分けて次の2パターンあります。

結膜充血
目の白目の部分(眼球結膜)の外側から、血管が浮かんで血走っているように赤くなっています。
またまぶたの裏(眼瞼結膜)も赤く変色しています。 
あっかんべーをしてみると赤くなっているはずです。
結膜充血は、目にゴミが入ったり、寝不足・長時間のPCなどによるドライアイ・目の疲れなどによっても発生します。
結膜炎もこの結膜充血と呼ばれる区分です。

毛様充血
目の黒目の周りが赤くなっている状態です。
黒目を中心に放射線状に赤いイメージです。
先ほどの結膜充血とは反対ですね。
白目の血管がぼやけており、ピンクや紫ぽい様な色にもみえることも。
この場合は毛様充血と呼ばれており、先ほどの結膜充血とは違い、重症な病気にかかっている可能性があります。
虹彩炎、角膜疾患、急性緑内障、ぶどう膜炎など。
最悪失明の可能性すらある、非常に危険な状態です。
目の結膜よりも深いところでの出血なので、光をみると目が痛いという特徴があります。
ただ、数百人に1人か2人見つかるかどうかレベルの病気です。
あまり神経質になりすぎるのもどうかというところです。

結膜下出血
目の白目の部分が全体的に赤く変色している。
これは結膜の血管がなんらかの衝撃で破れて、結膜の下に血が溜まってる状態です。
手で目をこすった事でなってしまう事も。
見た目が非常にインパクトがあるのですが、自身の自然治癒にて治るのを待つしかありません。
1~2週間ぐらいで自然に治る事が多い。

このように、目の充血が治らない病気として考えられる症状をあげてみました。
気をつけて欲しいのは、説明でも述べたとおり、
1.黒目の淵から血管が赤く出ているのか?
2.白目の外側から血管が赤く出ているのか?
3.白目が全体的に赤く変色しているのか?

この1.の毛様充血っぽい様であれば、とにかく即病院に行ってください。
2.の症状については結膜炎の可能性があるので、注意して下さい。
とくに結膜炎は感染するので、結膜炎の人が使ったタオルなどは、次の人が謝って使わないようにしましょう。

これらの結膜関係の病気以外に、目の充血の原因となるものとしては、花粉症や紫外線の影響などもあります。
しかし今回はこれら2点についての説明は省略させて頂きます。
また次回以降別記事にてまとめたいと思います。

それでは次の省では、目の充血で目薬は市販ものでも効果があるのか?についてまとめました。

目の充血で目薬は市販のものでも効果があるの?

目の充血ではその症状によって、病院で診断してもらい薬をもらう必要があります。
では、病院に行ったとしても行かなかったとしても、目薬について市販のものでも良いのか?
という疑問にお答えします。

結論から言うと、目の充血では目薬は市販のものは、成分を確信しないと逆効果になることもあります。
詳しく説明しますね。

まず目の充血で市販の目薬で効くのは、結膜充血の方です。
基本的には目の炎症を抑える成分が入っているものを選ぶようにします。

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ドライアイや疲れ目やどの結膜充血ならば、人工涙液型の目薬・ビタミン配合のドライアイ目薬などを選んでください。

目の病気が原因の充血ならば、、少し慎重に選ぶ必要があります。
症状によってはNGなものもありますので。

・アレルギー性の結膜炎…かゆみを抑える「クロルフェニラミンマレイン酸塩」、アレルギーを抑える「クロモグリク酸ナトリウム」
・細菌性結膜炎…細菌の繁殖を抑える「スルファメトキサゾール」

気をつけて欲しい成分として、血管収縮剤を含む目薬だけは注意して下さい!
この血管収縮剤というのは、血管を収縮させることで見た目の充血を抑えるというものです。
なので充血の原因の本質を治してくれる訳ではありません。
さらに問題点として、この血管収縮剤入の目薬で応急処置をすると、その後いざ病院で診断を受けようとしても、症状が分かりにくくなり診断の妨げとなります。
そしてもっと怖いのは、成分が切れるとかえって充血してしまうという事です。

ですので、結膜炎などの炎症系の目の病気には、血管収縮剤入の目薬はむやみやたらに使用しない方が良いです。

充血の原因となった結膜炎など病気そのものを治しているわけではありませんので、「充血がおさまった=病気が治った」という誤解を招きやすいという懸念点もあげられます。

いざクリニックを受診した際にも、充血が見えなくなるため炎症レベルがわかりにくくなり診察が難しくなることもあります。また、血管収縮剤を頻繁に使用していると、薬が切れたときにかえって充血してしまう、というリスクも考えられています。
「塩酸ナファゾリン」「塩酸テトラヒドロゾリン」「塩酸フェニレフリン」という成分です。
この血管収縮剤が入っていない、かつコスパ的にもいい市販目薬でのオススメとしては、こちらが今のところベストですね。
第3類医薬品なんで、いわゆる防腐剤も無いので安心ですしね。

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こちらのクールタイプ(青いパッケージの方)には、防腐剤が入っていますので注意。

色々と書いてみましたが、結膜炎などの症状の時に、市販の目薬を使用するのは非常に難しくややこしい!ですよね
なので最終的な答えとしては、目の充血が長引く時には、病院で診断を受けて必要な目薬をもらうことが一番確実ですね。

まとめ

今回は、目の充血についてまとめてみました。
ここで再度ポイントをまとめますね。

・目の充血が治らないのは病気なのか?⇒大きく分けて結膜充血と毛様充血と結膜下出血の3種。いずれにせよ病院で見てもらうのが確実。
・目の充血で市販の目薬は効果があるのか?⇒目の疲れやドライアイだと市販の目薬でもOK。しかし結膜炎など目の病気だと、勝手に市販の目薬を選ぶよりも、病院で目薬をもらうのが確実。

最後までお読み頂きありがとうございました。
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